ウィーンで一番行きたかったのがオーケストラ。
今までは歯医者でしかクラシック音楽を聴いたことがなかったし、
生でオーケストラを見ようと思ったこともなかったけど、せっかくのチャンスだからオーケストラを鑑賞しに行ってみることに。
改めてオーケストラについて調べてみると、
場所によっては席料が何万円もして、富裕層の人たちがタキシードやドレスを着用して行くイベントみたい。
でも初めてのオーケストラだし、正装を持っていなかったので、気軽にいけるオーケストラがないか探していたら、ベルトラに良いプランがあったので、申し込んでみたよ♪
初めてのオーケストラ
私が申し込んだプランは、現地集合現地解散で、ドレスコードなしのプラン。
オーケストラにしては安かったしドレスコードもないところなので、そんなに綺麗なところは期待していなかったけど、会場に着いてみたら想像以上にきれいなところでびっくり。
ドレスコードはなしと書いてあったけど、綺麗な建物だしちゃんとした服装の方が良いのかな、、、と少し緊張。
正面玄関を入るとロビーになっていて、
ロビーの右側にある小さい窓口に事前に購入した履歴の画面キャプチャを見せて入場したよ。
会場に入ってさらにびっくり。
内装がゴージャス。
でも、ほかのお客さんの服装が普通だったので一安心。
前の方の席は値段が高く、後ろの席になればなるほど安くなる値段設定で、私は前から3番目の価格帯の席を予約していた。
会場はきれいだけど大きくはないので、真ん中でも大丈夫かな。
座れる価格帯は事前に決まっているけど、
それぞれの価格帯の中は自由席になっているので、早い順から前の方に座れた。
定刻通りに演奏開始。
演奏中は写真や動画の撮影は禁止。
生で聴くオーケストラは迫力がすごく、音楽の強弱がすごい。
youtubeで聴いた時はフラットにしか聞こえない音が、
生のオーケストラは音に厚みがあり、空気の振動が伝わってくるようで、音楽を聴いているというより体感している感じ。
このプランが良かったのは、
オーケストラの他に、ダンサーがバレエを踊ったり、オペラがあったりしたこと。
演奏はとてもすごいけど、知らない曲が続くと少し退屈になりそうだけど、目で見てもすごく楽しめた♪
(バレエの足さばきは前の方じゃないと見えない)
初めてのオーケストラでちょっと緊張したけど、とても楽しく、あっという間に時間が過ぎたよ♪
人生2回目のオーケストラは楽友協会で
初めてのオーケストラにとても感動したので、ウィーンにいるうちにもう一度オーケストラを聴くことに。
せっかくだから、ウィーン・フィルのコンサートが行われる、楽友協会で行われるコンサートに行ってみたい!
と思ったので調べてみたところ、当日の立ち見せきならリーズナブルに買えるそうなので、行ってみた。しかも正装でなくても大丈夫みたい。
これが楽友協会。
すごく立派!
正面ではなくサイド側にチケット売り場があり、
私が行ったときは人がそんなにいなかったので、ほとんど待つことなく窓口へ。
立見席をお願いしますと伝えると、
1人10ユーロとのことなので、10ユーロを支払い、開場時間までその辺をうろうろ。
立見席はもちろん席が決まっておらず、早く順演奏会場に入った順で場所を確保できるシステム。
少し早めに行って会場の入り口の近くで待つのがおすすめ。
開場時間が近づくと楽友協会の中はパーティーの様な雰囲気が。
さすがに楽友協会だけあって、タキシードやドレス姿のセレブっぽい人がたくさん。
開場と同時に、スタッフの方に場所を訪ねながら立ち見席へ。
一番に入れたので、立見席の真中一番前を確保できたよ( `ー´)ノ
ステージからはだいぶ遠いけど、全体を見渡せてすごく良い感じ♪
1回目に行ったところもすごかったけど、ここはさらにすごい。
セレブになった気持ち♪(立ち見席だけど。。)
こちらも演奏中は写真、ビデオ撮影禁止。
演奏が始まるころには立ち見席は人がいっぱいで、きゅうきゅう。
私は一番前だから良かったけど、後ろの方でずっと立っている人は大変そう。。
さすがに楽友協会の演奏だけあって、演奏はすごい。
初めてのオーケストラに比べ演奏者の数も3倍くらいなので、音の重なりもすごい。
ただ、ステージから結構遠いので、迫力は一回目と同じくらいかな。
残念だったのが、立見席の人は気軽に来ている人が多く(私もだけど)、前の方に陣取れなかった人たちがたまにしゃべっていること。
私の後ろにいた中国の人がずっとしゃべっていてあまりにもうるさいので、注意してしまった(*´Д`)
あと、座る席でも後ろの方は安めの席で、
ツアー客が多く写真、ビデオ禁止にも関わらず、ビデオを平気で撮っていて怒られている人が結構いた。。
そんなのが全部見えてしまうのはちょっと残念かな。
演奏が終わった後の様子がこんな感じ。
前方の席のお客さんはみんな正装でびしっと決めていたよ。
こんな雰囲気でオーケストラを聴けるんだったら、
いつか何万円も払って正装してオーケストラ聴きに行きたいな。
ちなみに、指定席と立見席との間には、こんな感じで柵が設けられているので、貧富の差を感じてちょっと悲しい気持ちにもなる(-_-)
とは言え、最高峰のオーケストラをリーズナブルで体験できたので、安く気軽な格好でオーケストラを体験したい人は是非立ち見席を検討してみて( `ー´)ノ